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ながら運転の厳罰化。どこまでがセーフ?気になる線引きと厳罰化内容について

ながら運転の厳罰化。どこまでがセーフ?気になる線引きと厳罰化内容について

 

厳罰化に至る経緯

私たち事故車買取専門業者だとかなり実感としてありますが、やはりスマホやナビゲーションに気を取られての事故、はかなり多いです。

スマホに気を取られていて全く気付かない、というパターンももちろんありますが、みなさんは自分はそこまでではない、と言った風に捉えていて少し他人事になっているのではないでしょうか?

 

しかし現実的に多いのが『そのせいで周りの状況変化の発見に気付くのが遅れた』という事故です。例えば時速60KMで走っている車は、2秒間で約30メートルも進みます。

たった2秒です。そう思うといかに危険なのかが想像できると思います。

(2秒間目を閉じて運転してみろ、と言われたら出来ませんよね。でも実際は同じ状況なんです)

このような事故の多発を受けて、国が動いたわけです。これは当然と言えると思います。

 

警察庁ホームページより引用

 

では、どのように変わったのでしょうか?

ひと言でいえば、点数、反則金が3倍になりました。

更に、違反した状態で事故をすると一発免停(6点減点)になります。

違反が厳しくなったからながら運転をやめる、というわけではないのかもしれませんが、厳罰化によって意識が変わること、抑止力になることを考えると必要ですね。

 

ながら運転。どこまではセーフ?

本題に入ります。

もちろんながら運転がダメなのは分かった、でもどこからが危険と見なされるのか、という現実的な問題がありますね。要はどこまではセーフ?という事です。

実際に起こり得る状況を想定したうえで、一緒に考えていきましょう。

注;ここで言う、セーフ、はあくまで取り締まりの対象からはギリギリ外れる、という意味になり問題なくOK,と言ったものではありませんのでご注意を!

 

  • 信号待ち中にスマホを触るのはセーフ?

道路交通法71条5の5では、「自動車等が停止しているときを除き」とあるため、信号などで完全に停止している場合、スマホを操作しても罰則はないのだ。ただ、少しでも動いていたら当然ダメ。取り締まりを受けます。

信号が変わっても気付かない、などの問題もありますので、あくまで確認する程度が望ましくメールを打つなどの際は路肩や駐車場に入れて操作しましょう。

 

  • 運転中、ナビを見るのはOK?操作は?

これについては「2秒以上画面を見続けるとアウト」とのことです。

固定されたスマホのナビアプリに対しても同様です。

 

1秒か、2秒かを警察が外から見極めるのは、現実には難しいと思いますが、この点については、画面への注視がどれほど危険な行為であるかを各自が自覚するしかないでしょう。

 

上記しましたが時速60キロで走行している場合、車は2秒間で約33メートル進みます。2秒間カーナビやスマホを注視するということは、実際問題としてかなり危険と言えます。

操作するのはクルマを止めてから、画面を見るのもちらっと確認するのみ、が安全な使い方と言えます。

 

厳罰化されたのはながらスマホだけ、と誤解されている方もいますが、クルマについているナビやオーディオも同じ事、2秒以上の操作、注視は原則的には罰則対象になります。

 

  • 運転中の通話は?

ハンズフリーであれば通話するのはOKです。(要は手に携帯電話を持って話すと罰則になります)

ただし運転中は、車外の音が常に聞こえる状態でなければいけません。よって、両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら別の違反になります。

 

今はカーショップなどでBLUETOOTHイヤホンも販売していますし、ナビゲーションにも元々備わっているものが増えています。

手を使わずに通話する、という意味では、スマホのスピーカーを使って、例えば膝の上に乗せてしゃべる、という事自体は違反ではありません。ただし、スピーカーにするために電話を触る、電話を切るために電話を触る(つまり画面を注視する)事は前述した違反になります。BLUETOOTHは決して高額ではありませんのでぜひクルマに取り付けることをオス勧めします。

運転中に通話をしている時は、運転への注意力が少なからず削がれているので危険な行為であるともいえます。運転中に通話をしたいときでも、可能であれば安全な場所にクルマをきちんと停車してから通話することをオススメいたします。

 

まとめ

どこからが、ながら運転の違反対象になるのかは、確かにグレーゾーンな面はあります。

でも本来、危険だから厳罰化になったわけです。違反かどうかが最も大切なポイントではなく、危険な行為であるという意識を今まで以上に強く持つ、という事が必要だと思います。

 

事故車買取タイロッド大阪店

 

 

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