ホンダ レジェンドに自動運転レベル3の認可
最近自動車にまつわる革新的なニュースが目に飛び込んできました。
1つは以前より自動運転技術に関する技術開発でレベル3の自動運転の基準をホンダレジェンドがクリアーし、年度内中に量産に入るというニュースです。
2つ目は韓国で大型ドローン様の空飛ぶタクシーの実用化試験です。
いすれも、かつては「漫画の中に描かれていた将来の乗り物」でしたが、ついに実現する目途が立ってきました。
では、自動運転レベル3とはどのような内容なのでしょうか?
レジェンドには「Traffic Jam Pilot」システムが搭載され一定条件内での自動運転を可能にします。
国土交通省によれば、レベル3自動運転装置の型式指定は世界初だそうです。
アメリカ・テスラのAutopilotを含め、現在市販されている自動車に搭載される自動運転機能は、複数の運転支援機能を組み合わせたレベルで、常にドライバーが前方や周囲を注視し、走行中に危険が差し迫るようなことがあればドライバーが対応することが求められます。
これがレベル3になれば、運転の主体がシステムに移行します。
ドライバーは自動運転中に周囲に気を払う必要はなく、他の作業を行うことも可能になります。
ただし、万が一設計外のシチュエーションに陥る可能性が生じれば、ドライバーがただちに運転を引き継ぐことが求められます。
たとえばアウディは数年前に量産車として初めてレベル3自動運転を搭載したA8を発表していましたが、これは他の車両が自車のレーンに割り込んできた際などにも自動運転で対応できるとされますが「高速道路(自動車専用道路)で60km/h以下の速度」という高速道路の渋滞のようなシチュエーションでしか使えません。
今回レジェンドに用意されるTraffic Jam Pilot機能について、国交省は「高速道路での渋滞時における運転者の運転操作の負荷を軽減することを目的に、前走車をはじめ周辺の交通状況を監視するとともに、運転者に代わって運転操作をおこない、車線内の走行を維持しながら前走車に追従する装置」と説明しています。
また「型式指定にあたり国土交通大臣が付与した特定条件(走行環境条件)の範囲内で作動が可能」とされることから、運転席に座って始動した時点から自動車が運転を肩代わりしてくれるものではないことは覚えておく必要があります。
なお、レベル3自動運転装置に対する国交省の保安基準としては使用中に他の交通の安全を妨げたり、乗員を危険にさらすことがないのはもちろんのこと、走行可能な環境以外では作動させることもできず、走行可能な環境を離れればすぐにドライバーが運転を引き継ぐか、安全に停止すること、さらにドライバーの状況を常時モニタリングすること、さらにネットワーク機能で外部からの侵入を防止するセキュリティ対策を講じることとお言った条件が盛り込まれています。
また自動運転を使用した時刻や運転の引き継ぎに関するアラーム発報時刻、ドライバーが運転対応できない状態になっていた時間などがを6か月間記録保存することとされています。
つまり、万が一事故が発生したときには、システムのログを調べれば、ドライバーがきちんと運転席に座っていたか、はたまた居眠りをしていたり、スマホを操作していたりしていたかどうかがわかるということです。
自動運転はドライバーの運転操作を代わってくれるため、運転による疲労は軽減してくれます。しかし万が一の際の責任の所在が曖昧になる可能性もあり、ドライバーには逆に監視の目が光ることも忘れてはいけません。
自動運転のレベル分けは米国のSAEと呼ばれる非営利団体がレベル0~5に分けて設定したもので、その中で言えばレベル3はようやく自動車が許可された区域内で”自ら”走れるようになったレベルです。
法整備が進み、安全性が立証され段階的にレベル4→レベル5の技術開発と実用化が近い将来進んでいく事でしょう。
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