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ゼロ円査定は昔の話。廃車がお金になる理由

2026年06月07日

廃車買取でお金になる理由|30年以上この業界にいて感じる「車の価値」の変化

「どうせ廃車だから値段はつかないですよね?」

事故車や不動車のお問い合わせをいただく際、お客様から最も多く聞く言葉の一つです。

確かにエンジンがかからない車や事故で大きく壊れた車を見ると、「処分するしかない」と思われるのも無理はありません。しかし実際には、お客様が価値がないと思っている車に思わぬ値段がつくことは珍しくありません。

私は30年以上自動車業界に携わり、新車ディーラー、輸出業務、そして現在は大阪と川崎で板金工場を運営しています。その経験の中で感じるのは、「車の価値を決める基準は昔と大きく変わった」ということです。

今回は廃車がお金になる本当の理由について、現場の人間の視点からお話ししたいと思います。

まず知っていただきたいのは「廃車=鉄くず」ではないということ

一般の方は車として走れなくなれば価値がなくなると思われがちです。

しかし私たち業者は車を一台の塊としてではなく、部品や資源の集合体として見ています。

事故で前が大きく壊れていてもエンジンやミッションが無事なことがありますし、逆にエンジンが壊れていてもドアやライト、内装部品に価値が残っていることもあります。

つまり車としての寿命と、部品としての寿命は別なのです。

実際に「こんな状態でも売れるんですか?」と驚かれることは日常茶飯事です。

実は一番価値が上がったのは鉄そのものかもしれません

私がこの業界に入った頃と比べて、最も価値が上がったものは何かと聞かれれば、私は鉄そのものだと思っています。

車一台には大量の鉄が使われています。

もちろん相場は常に変動しますが、世界的な資源需要によってスクラップとしての価値が支えられている部分は非常に大きいです。

余談ですが、中国をはじめ世界各国では今でも膨大な量の鉄資源が必要とされています。

ニュースなどを見ていると少し怖く感じることもありますが、その需要があるからこそ、日本で役目を終えた車にも資源としての価値が残るわけです。

昔なら処分費用が必要だったような車でも、現在では資源価値によってお金になるケースは少なくありません。

中古部品の流通が劇的に変わった

もう一つ大きな変化が中古部品の流通です。

今ではインターネットで全国の中古部品を簡単に検索できます。

しかし実はこれ、それほど昔から当たり前だったわけではありません。

私が若い頃は、欲しい部品があると解体業者さんへ電話したり、実際に足を運んだりして探していました。

「○○のエンジンありませんか?」

「△△のミッション残ってませんか?」

そんなやり取りを毎日のようにしていた時代です。

今思えば懐かしい話ですが、当時と比べると現在の部品流通は別世界です。

全国規模で売買が行われるようになったことで、人気車種のエンジンやミッション、ドア、ライトなどに以前より高い価値がつくようになりました。

結果として、リサイクル車両そのものの価値も大きく上がっています。

輸出需要は重要。でも「輸出だから高い」は間違いです

廃車買取の広告などで「輸出できるから高価買取」という言葉を見かけます。

これは半分正解で、半分間違いです。

確かに輸出需要は非常に重要です。私自身も輸出業務に携わってきましたので、その恩恵は数多く見てきました。

しかし「輸出」という言葉だけで説明するのは少し乱暴だと思っています。

なぜなら、国によって欲しい車が全く違うからです。

オーストラリアで人気の車とアフリカで人気の車は違います。

中東で求められる車と東南アジアで求められる車も違います。

さらに同じ車種でも年式やエンジン、グレードによって評価は大きく変わります。

ですから「輸出できるからどんな車でも値段がつく」という話は正しくありません。

大切なのは、その車を今欲しがっている市場があるかどうかです。

私たちはそうした国内外の相場を見ながら査定を行っています。

忘れてはいけないのが還付金です

実は車両そのものの価値以外にも、お客様に戻ってくるお金があります。

自動車税、自動車重量税、自賠責保険などです。

車種や条件によって異なりますが、廃車手続きを行うことで還付や返戻金が発生する場合があります。

正直に言えば、昔はこうした説明が十分ではなかった時代もありました。

お客様が知らないまま手続きが進んでしまうケースもあったと思います。

しかし現在はインターネットで情報も調べられる時代です。

還付金や返戻金についてきちんと説明するのは当然のことだと私は考えています。

廃車買取の金額だけではなく、こうした還付金も含めて考えることで、最終的に手元へ残る金額は大きく変わることがあります。

廃車買取は「価値を探す仕事」

30年以上この業界におりますが、お客様が価値がないと思っている車ほど価値が見つかることがあります。

事故車、不動車、過走行車、長期間放置された車。

一見すると処分するしかないように見えても、部品としての価値、資源としての価値、輸出需要としての価値が残っていることがあります。

私たちの仕事は単純に車を引き取ることではありません。

その車に残された価値を探し出すことだと思っています。

もし「こんな車は売れないだろう」と思っているお車がありましたら、一度ご相談ください。

思いがけない価値が見つかるかもしれません。

愛車の廃車をお考えでしたら、是非とも廃車買取のタイロッドにご相談ください。
スタッフ一同心よりご相談をお待ちしております。

⇒廃車買取のタイロッドはこちら


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