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廃車にお金は要る?最新の廃車買取事情

スクラップされたクルマはどうなる?実は“お金になる”その理由とは?

「古くなった車を廃車にしたいけど、お金がかかるのでは?」「スクラップにしたら、もう価値はないのでは?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は、廃車=価値がゼロというわけではありません。むしろ、スクラップされたクルマは“資源”として再利用され、お金になることも多いのです。

この記事では、廃車後の車がどのように処理され、なぜお金になるのかをわかりやすく解説します。


スクラップ車はどう処理されるの?

廃車になった車は、まず解体業者の手に渡ります。ここでの流れは以下の通りです。

① リサイクル可能な部品の取り外し

エンジンやタイヤ、ミラー、バンパーなど、まだ使える部品はひとつずつ取り外され、中古パーツとして販売されます。特に輸入車や人気車種の部品は高く売れる傾向にあります。

② シュレッダー処理

使える部品を外したあとの骨組み部分(ボディ)は、シュレッダーで細かく破砕されます。

③ 素材ごとに分別

破砕された金属は、鉄・アルミ・銅・プラスチックなどに分別され、各素材ごとにリサイクル。製鉄所などへ運ばれ、新たな製品の材料として再利用されるのです。


スクラップ車が「お金になる」3つの理由

1. 金属資源としての価値が高い

車体には多くの金属が使われています。たとえば、鉄・アルミ・銅など。これらは資源として高い価値があり、特に銅は世界的にも需要が高い素材です。

2. 中古部品のニーズがある

車のパーツは壊れても、部分的にはまだ使えることが多いです。解体したパーツは中古部品として売却され、修理業者や自動車整備工場で重宝されています。

3. 海外への輸出需要

日本車は耐久性が高く、古くても海外で人気があります。走行距離が長くても、整備状態が良ければ中古車としてそのまま輸出されることも。スクラップ予定の車がそのまま再利用されることもあるのです。


環境にもやさしい!「自動車リサイクル法」の存在

2005年から施行された「自動車リサイクル法」により、車の廃棄やリサイクルは厳しく管理されています。

  • フロンガスやエアバッグなどの有害物質は、専門業者が処理

  • 自動車メーカーには高いリサイクル率を維持する義務

これにより、廃車はただの“廃棄物”ではなく、“資源”として再利用されることが社会的にも推進されています。


まとめ:廃車は「終わり」ではなく「再出発」

スクラップされた車は、確かに公道を走ることはできませんが、その中には部品金属資源といった形で、多くの価値が残っています。

「古いからもう売れないかも…」と思っていた車も、意外と高値がつくかもしれません。廃車を考えている方は、解体業者や買取業者に見積もりを依頼するのも一つの手です。

地球にやさしく、ちょっとしたお小遣いにもなる――
それが、現代の「廃車事情」なのです。

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