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エンジンが壊れるには「ある前兆」がある!発見方法と対処法について解説

車のエンジンが壊れる事態は突然やってくるものですが、それには必ず何らかの前兆が現れます。
それを見逃さないことで、大きなトラブルを未然に防ぐことが可能です。

この記事を見ている人は、最近エンジンの起動がわるかったり、エンジンに対してなんらかの不安を抱えているのではないでしょうか。
ここではエンジンが壊れる症状とその前兆、さらには対処法について解説します。

最後まで読むことで、不安が解消されるでしょう。

エンジンが壊れるには「ある前兆」がある!発見方法と対処法について解説

エンジンが壊れる「エンジンブロー」が起きるとどうなる?

エンジンが壊れて全く使えなくなることを、「エンジンブロー」と呼びます。
英語圏ではengine blow-out やblow-up(エンジンが吹き飛ぶ、爆発する、転じて何の反応もなくなること)と呼ばれており、その英語から日本でエンジンブローと呼ばれるようになりました。

エンジンブローとは

エンジンブローはエンジン内部の部品が破損し、エンジンが作動不能になる非常に重大なトラブルです。
通常はオイル漏れや過熱、異常な振動やノイズが伴います。
最悪の場合、エンジンは完全に壊れ、車は動かなくなる可能性があります。

エンジンが動かない

エンジンブローの主要な症状の一つは、エンジンが全く動かなくなることです。
この状態では車は停止し、運転ができません。

エンジンの焼き付きがおこる

エンジンの焼き付きは摩擦による過熱で部品が溶ける、または焼け付く現象です。
これはオイル不足や冷却水の不足が原因となることが多く、定期的なメンテナンスが非常に重要となります。

煙が出る

エンジンブローが起きると、エンジンから異常な煙が出ることがあります。
この煙は異常な燃焼やオイルの漏れによるもので、すぐに対処が必要です。

異臭が漂う

エンジンブロー時には、異臭が漂うことがあります。
焼けたオイルや燃焼物の異常な臭いが車内に広がります。

アクセルへの反応が鈍くなる

エンジンブローが起きると、アクセルへの反応が鈍くなります。
エンジンが正常に動作しないため、加速が効かなくなります。

エンジンブローの前兆とは?

エンジンブローの前兆として現れるさまざまな兆候を知っておくことが重要です。
以下に、いくつかの重要な前兆を挙げて説明します。

異音がする

エンジンから異音が聞こえる場合、それは部品の摩耗や破損の兆候であり注意が必要です。
この異音は、ノッキング音や金属的なきしむ音といった、さまざまな形をとります。
これらの音は、エンジン内の部品が正常に動作していないことを示しているため、すぐに検査して修理を行うべきです。

警告ランプの点灯

エンジン警告灯やオイルプレッシャー警告灯が点灯すると、それはエンジンの異常を示唆しています。
警告灯が点灯した場合、即座に車を安全な場所に停止し、専門家に診てもらうことをお勧めします。
それによって、更なるダメージや危険な状況を避けることが可能です。

エンジンのパワーダウン

エンジンの出力が急激に低下する場合、これはエンジンブローの前兆かもしれません。
運転中に急激なパワーロスを感じた場合、すぐに注意が必要です。
この現象は、燃料供給系統の問題やエンジン内の摩耗が進行していることを示しているかもしれません。

アイドリングの不安定

アイドリング時にエンジンが不規則に振動したり、安定しなかったりする場合、エンジンのトラブルが潜んでいる可能性があります。
これは燃料供給系統の異常や点火系統の問題、空気取入れのトラブルがあるかもしれません。
これらの問題は、未解決のまま放置するとエンジンブローにつながる可能性があります。

起動困難

エンジンが通常よりも難しく始動する場合、これはエンジンブローの前兆である可能性があります。
エンジンがスムーズに始動しない場合、バッテリーの問題や点火プラグ、燃料ポンプの不具合といった要因が関係しているかもしれません。
このような症状が現れたら、すぐに専門家に相談し、必要な修理やメンテナンスを行うことが推奨されます。

エンジンブローが起きた時、前兆を見つけた時の対処法

ここでは、実際にエンジンブローが起きた時、前兆を見つけた時の対処法を解説します。

応急処置

エンジンブローが起きた場合、最初に行うべきは車を安全な場所に停止させることです。
次に、エンジンをオフにし、ボンネットを開けて冷却を促します。

修理会社への連絡の仕方

日本において車のトラブルやエンジンブローに遭遇した際のフローについて解説します。

ステップ1:安全な場所に車を停止
まず、トラブルが発生したら、車を安全な場所に移動させます。
これは事故のリスクを減らし、安全を確保するために重要です。

ステップ2:必要な情報を整理
連絡する前に、以下の情報を整理しておきましょう。

1.車の登録番号
2.車のメーカーとモデル
3.発生した症状や異音
4.現在の車の位置
5.トラブル発生の時間と日付

ステップ3:修理会社への連絡
次に、修理会社への連絡を行います。
通常は、以下の方法で連絡を取ります。

・電話連絡
修理会社やロードサービスのコールセンターへ直接電話します。

・インターネット予約
修理会社のウェブサイトやアプリから予約や問い合わせを行います。

ステップ4:詳細の提供
連絡時には、上記で整理した情報を明確に伝えます。
これにより、修理会社は迅速かつ適切な対応が可能となります。

ステップ5:待機と指示の確認
最後に、修理会社からの指示を待ちます。
さらに、救援車が来るまでの間、安全な場所で待機します。

ステップ6:修理や救援の受け入れ
救援車が到着したら、運転手やメカニックと協力して問題を解決します。
必要に応じて、修理工場に車を運んでもらうこともあります。

エンジントラブルの前兆に対処して、車を安全に保とう

エンジンが壊れる前兆と対処法について解説しました。
この情報が皆さんの車を長持ちさせる助けとなることを期待しています。
またトラブル時には冷静に適切な対応ができるよう心掛けましょう。

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